東洋医学と還暦
- 2015年10月25日
- 暦のあれこれ
鍼灸師マイです!
私事ですが、先日、義父の還暦のお祝いをしました。
還暦といえば「赤いちゃんちゃんこ」ですよね!
幼いころに祖父に着せた記憶が今だに残っています。
ところで、なぜ還暦に赤いちゃんちゃんこを着るかご存知ですか??
( ..)φメモメモ
諸説ありますが、実は東洋医学とも関係しているのです!(^^)!
東洋医学では万物を『木 火 土 金 水』の五つ(俗に言う五行説)に分けてカラダの機能を説明しています。
それぞれ、カラダの機能や色を当てはめると以下の様になります。
色で分けるとこんな感じ↓
木(あお) 火(あか) 土(きいろ) 金(しろ) 水(くろ)
臓器に置き換えるとこんな感じ↓
肝 心 脾 肺(しろ) 腎(くろ)
赤は『心臓』を含む『心経』の色
60歳くらいになると、心臓の働きが弱くなってきます。(個人差はありますが)
そこで!赤い物を身に着けて心臓の機能をパワーアップしよう!という事だそうです。
ちなみに、赤は「丹田=肚」の色とも言われており、丹田を強化してこれからも健康にいてほしいという願いも込められているそうです。
色の力って凄いですね。
五行説については奥が深く、意外に生活の知恵やことわざになっていたりするので、このブログで、少しずつ紹介できたらなと思っています。
ちなみに、広島ならカープじゃろということで、黒田のユニホームを着てもらいました。
(でも実はお父さんは小窪ファンという事が判明・・・苦)
私事ブログでしたが、これから60歳を迎える方、お体を大事にこれからもご健康に。
カラダを労わっていきましょう。
では!(^^)!