お灸教室感想①お灸で温めたら不快感?!


こんにちは!

鍼灸師マイです(^^)/

お灸教室も数を重ねてきて、色々な感想や質問も頂いています。

ほとんどの方は『気持ちよかった~』『カラダがポカポカする~』と言って帰って行かれます。

が、しかし。

中には、家でやってみたけれど『頭がぼーっとする』『寝汗がひどくて眠れなかった』などの症状を訴えられる方がおられます。

これは、教室中に私の説明不足やその後のフォロー不足もあり、不安にさせてしまった証拠でございます。

申し訳ありませんm(__)m

ありがたいご意見です。

でもでも、裏を返せば『おうちでやって下さっている』と前向きに捉えております。

反省半面、うれしい気持でもあります。

では、なぜ、『頭がぼーっとしたのか』『寝汗がひどかったのか』を簡単に解説してみますね。

まず、頭がぼーっとする。についてです。

この方は、貼るタイプのお灸を肩に貼った際に、頭がカーッと熱くなり不快感があったとの事。

これは、いわゆる『冷えのぼせ』の症状で下半身は冷えているのに上半身が熱い状態

カラダの調子がいい時には、外の気温と体温の調節がうまくいっているのですが、ストレスなどで自律神経の働きが乱れると、うまく体温調節が出来ず、このようなアンバランスな状態になってしまします。

東洋医学でいえば、気が昇った状態気の流れが乱れている状態とも言えます。

腹が立ったりイライラした時、興奮したときに『頭に血が昇る』とか『気が立っている』とか表現されるあの状態です。

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こういう方は頭の回転が速く細やかな気遣いが出来る方が多い。

無意識に常に思考が働いています。

それがゆえに、自分では気づかないストレスを抱えている場合が多いです。

気持ちを落ち着かせたい時には『頭を冷す』などとも表現されますよね。

ですから、このような方は、上半身ではなく下半身へお灸をするといいです。

足首を回すとか、足浴なんかでも効果はあると思います。

そして、頭や目を休めて、体を緩めてください。

頭寒足熱を目指しましょう。

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書いていたら内容が盛りだくさんになりそうなので、

寝汗についての解説は別にまとめます。

では。