東洋医学的!花粉症の対処法・はりきゅう治療

とうとう3月ですね。

今回は東洋医学的に花粉症を解説していきます。

「春」は肝臓(=東洋医学では「肝」)に不調を起こしやすい季節です。

(西洋医学の肝は臓器としてとらえますが、東洋医学では全体としての機能や働きととらえます)

肝の不調が起きるとどのような症状が起きるかというと

・イライラする、怒りやすい

・筋肉がつりやすい、筋肉がこりやすい

・目の疲れ、ドライアイ

・月経不順、PMS

などなど。

要するにココロやカラダが緊張して、常にカチカチの状態。とげとげ、イライラ状態。

さて、花粉症とどのような関係があるのか探っていきます。

身体は常に変化していて。1年のうちでいえば、『春は緩む時期』『開いていく時期』なんです。

(ちなみに・・・夏は開く、全開→秋は閉じていく→冬は閉じる、じている。状態。)

春にボーとして気持ちよく良くなったり眠くなるのは自然の原理でいえば理にかなっていて、当たり前のこと。

花粉症の症状と言えば・・・

・くしゃみ

・鼻水

・目のかゆみ

・ぼーっとする。集中力が落ちる

などなど。

くしゃみをすると身体が緩みます!

強制的に鼻水をだして、目のかゆみ(涙を出す)事によって、体が本来のあるべき姿へ導こうとしているんです!

なんと、自分の体を守るため!これ以上頑張らばらないで、体を緩めて!のサイン。

具体的には・・・

・目を休める(PC、スマホの時間を減らす)

・旬の物(山菜や菜の花、フキノトウ)などを食べる→解毒作用

・お風呂に浸かって体を温める

・ストレッチなどで身体を緩める

・お酒を控える(肝に負担をかけない)

などなど。

とにかく、カラダと心を緩めることに意識を置いてい下さい。

そして、春は目覚めの季節ですので、特に『睡眠のリズム』を意識して、朝の目覚めを大切にして下さい。

かっぽゑん府中町鍼灸接骨院でも花粉症のはりきゅう治療を行っています。

はじめに書いたように、肝の不調を取り除き、体を楽にする治療です。

薬をのんで、胃が荒れている方や、しんどい方はぜひ、お試しください。


 

【料金&詳細】

1回が1100円で週に2~3回の治療で6回1クールが理想的です。

例えば週に2回を3週間。週に3回を2週間。などご都合に合わせてどうぞ。

もちろん単発でもOKです。なかなか来院できない方にはホームケアなどご指導します。

回数券6回分5500円(1回分お得です)

治療時間は約15分です。

他の治療と併用もできます。


 

せっかく日本には四季がありますので、その季節に応じたカラダの変化を楽しみましょう。(*^^*)

花粉症以外の肝の症状(肩こりや目の疲れなど)もとれるので、全体的に体調が良くなる方多数。

お問い合わせ&予約はお気軽に。

 

 

胃腸の働きを助けるツボ


1月のブログにて、お正月の胃腸疲れの為のツボを紹介すると言って置きながら、とうとう2月も終わりそう・・・。

もう少しで、載せる載せる詐欺になるところでした・・・(*_*;

さて、気を取り直して。

今回紹介するツボは【足三里】(あしさんり)です。

ツボというのは全身にあって、使いやすいツボ(代表的なツボ)や少々マイナーなツボがあるんです。

その中でもこの【足三里】は代表的なツボでご存知の方も多いかと思います。

・何となく胃の調子が悪い

・消化が良くない

・足が疲れやすい

・むくみ

など、万能なツボです。

ちょっとした不調ならば、病院に行く前に、薬を飲む前に、試してみたはいかがでしょう

ツボの位置を紹介します。

膝の下のくぼみから指3本分(文献によっては4本と書いてあるものもあります)足首側に下がったところ。

脛の骨の外側にあります。

IMG_6250

ポイントは、触ってみると凹んでいたり、ザラザラしていたり、手が自然に止まるところです。

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最初は難しいですが、慣れてくると、だれでもツボ探しのコツはつかめます。

ツボが見つかったら、3秒ぐらい、気持ちがいい圧で押してみてください。

手が疲れる人はペンなど少しかたいもので刺激してもいいですよ。

お風呂に入った時に、湯船に浸かってからでも気持ちいいです。

脛が全体的に冷えている方は、ドライヤーで脛を温めてもOK!

あくまでも、養生なので、どうしても辛い場合や、しんどい時、治療してもらいたいなという場合は

当院のスタッフにぜひご相談ください!

通常の治療にプラスして、お灸などをしてきます(^^)/

肩や腰の痛みだけでなく、内臓や色々な不調が解決出来ればいいなと思います(*^^*)

11月のお灸教室☆突然のOPP


こんにちは、鍼灸師マイです。

寒くなりましたね~私は家ではもっぱら着る毛布を着て過ごしております!

さて、11月のお灸教室情報です。

11月15日(日)満員になりました!

11月29日(日)残り2名です。

詳しくはこちらから↓

https://www.sennenq-selfcare.jp/search/detail.html?id=386

メールでも申し込みできますのでお気軽に。

 


 

今回は私自身が体調不良になった話ですので、お食事中や、気分を害される方は観覧注意です(>_<)

突然ですが、私、外出先で、緊急事態に見舞われました。

OPP、いきなりやってくるんですよね・・・
Oおなか、PピーPピー。( ;∀;)

しかも今回は、嘔吐まで・・・。

こういう時、普通ならどうしよう!と思うのですが、私はチャンス!と思うのです。

よっぽどのM気質でして、変り者でもあります。

体調不良はいつでも自分への実験だと思っていて、この日もすぐに、手持ちのお灸で応急処置を。

外出先では火の出るお灸はさすがにできませんので、火の出ないタイプ、

せんねん灸太陽を内蔵系のツボに貼りました。なかなかの便利グッズ。

image足三里image三陰交

それぞれ、胃腸を強化するツボで最近ではわりとメジャーなツボです。

①せんねんきゅう太陽       ②シールをはがしてツボに貼る

imageimage

シールをはがして、ツボに貼るだけで、温まってくるという、シンプルな構造。

この帽子みたいに膨れ上がったところに、発熱剤ともぐさのシートが入っています。

ちなみに、原因はなんとなくわかっているんですよね。

その日は外出先で、とにかく甘いもの、冷えたものたくさん頂いたです。

(冷えたおしるこ、ヨーグルト、冷水、お饅頭など・・・)

単純に、食べ物にあたってしまった説もありますが、

東洋医学で言うと、脾、胃の負担が大きかった。

胃で食べ物を受け取り、脾は消化、吸収、エネルギーの運用を司ります。

甘いものは適度であれば、体を緩めるのに最適ですが、取りすぎると脾の働きを損傷してしまします。

脾胃の働きが悪くなると血液の循環が悪くなり、体調不良を起こします。

それで、わたしの体がキャパオーバーになり悲鳴をあげたわけです。

実際に、腰からお腹、下半身がものすごく冷えていました。

嘔吐がなぜ起こるかというと、カラダを守るために、毒や消化できないものを吐き出し、カラダの負担を減らすためです。

カラダが出したほうが安全!と本能的に判断したものは出して正解。

下痢も同様。

カラダってなんて優秀なんでしょう。

今回は応急措置である程度、収まったのでよかったですが、ウイルス性の嘔吐などは気を付けないといけませんね。

明らかにおかしいときは脱水症状にも気を付けなければなりません。

そういう時は迷わず病院へ。

去年はノロウイルスにかかり、大変な思いをしましたので、今年こそは免疫力を上げてこの冬を越したいと思います。

院のほうでも風邪ひきの患者様がちらほら。

風邪のひき初めにお灸が活躍してくれます。

皆さま暖かくして、よい週末を。(^_-)-☆