春に向けて身体の準備

先日、大寒を迎え寒さもピークのこの季節。

いかがお過ごしですか?

動物は冬は冬眠して身体にエネルギーを蓄え春に備えます。

桜が春に満開に咲き、人々を魅了するのも、厳しい冬の寒さを耐えたから。

日本には四季があり、それぞれ季節に合った過ごし方や、準備があります。

冬の寒さは熱やエネルギーが外に漏れるのを防いでくれます。

なので、大汗をかいたり、サウナに行くのは少し控えて、身体を少し冷たい風に当てましょう。

もちろん、冷えすぎは良くないですが、日本人の体には冷えも少しは必要。

厚着をしすぎ、温めすぎて、汗をかきすぎていませんか?

冬の季節に、脱水症も起きやすいので、こまめに水分を取りましょう。

 

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かっぽゑんのさくらんぼの木も少しふっくらした蕾が。

春が待ち遠しい。

そんな気持ちで冬が過ごせたらいいですね。

冷えすぎて辛い方はご相談を。

お灸で心地よい身体をつくっていきましょう!

 

梅雨に胃が悪い、そんな時のツボは。

こんにちは。

梅雨入り間近で、雨も増えてきていますね。

梅雨の時期は、「ぎっくり腰」「捻挫」「胃の不調」が増えます。

ところで、一年のうちで体がどう変化するか、考えたことがありますか?

ありがたいことに日本には四季があります。

春夏秋冬それぞれ、気温や湿度が変わるたび、からだも影響を受けています。

東洋医学では特に、梅雨~初夏にかけては『湿』がかカラダに溜まりやすく、『湿』が原因で色々な症状がでます!

最近の患者さんで多いのが『胃の不調』『食欲がない』などです。

梅雨と胃の不調関係ないようで実はつながっています。

東洋医学では五行と言う考え方があります。

五行四季体表

興味がある方は表をじっくり見てみてください。

表の下から四番目、五季の欄を中心に見ていきます。

表を縦に見てみましょう。

春は肝、夏~土用は脾、秋は肺、冬は腎と言った具合に季節によって、身体に出やすい症状と言うのがあるのです。

例えば、春の縦に欄をみると、目、筋、怒り、青などです。

想像してください、怒ってる人を。

目は引きつり、額に青筋を浮かべ、筋肉がこわばっている・・・。

きっと、イライラして自律神経乱れ、睡眠不足。。。

と、言うわけで、4月から5月にかけてはうつ病や自律神経失調、イライラ、不眠の方が多いです。

では次に、この表で、夏から土用にかけて縦軸に当てはめていくと・・・

脾、胃、黄色、湿、口などが当てはまります。

まさに、湿気が原因で胃の不調、口の中が粘つく、のどが渇くなどの症状がでて、スッキリしない感じが出ます。

湿気が原因で体の水分のコントロールが上手くいかなくなり、体のバランスが崩れます。

ちなみに、思い悩んだり、甘いものを食べ過ぎたりすると、悪化しますのでご注意を。

ちびまるこちゃんの胃腸が悪い山根君想像すると分かりやすいと思います。

前置きが長くなりましたが、対処法です。

足の脛の外側が胃腸のツボや水分をコントロールするツボががたくさん並んでいます。以下の写真のラインです。

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このライン上に

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円皮鍼と言って、短い鍼のついたシールを張り刺激します。

胃腸の調子が悪い人はだいたい、脛の外側が力のない感じです。

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見えにくいですが3つぐらい貼ります。

すると胃腸の強化になりますので、はがれるまでは貼っておきます。

こちらは、家でも出来るんですが、どうしても辛い方はお灸がオススメです。

場所は背中。

胃の六つ灸と言って、胃の裏側のあたりにあるツボに、熱を加えていくことで胃がスーっとします。

胃のむつきゅう

当院のスタッフは全員鍼灸師でお灸や鍼が出来ますから、ぜひお困りの際はご相談ください。

なにか力になれる事があると思います。

ちなみに、お灸はツボと使い方さえマスターすれば、セルフケアもできます。

胃のツボもまだ色々ありますので、気になった方はぜひ、お灸のセルフケア講座へお越しください。

ツボの取り方、お灸の使い方、などなどしっかりお伝えしていきます♪

6月は4日(土)10時~12時で開催予定です。

講習費は3000円でお灸のお土産付きです♪

詳細は以下をご覧ください

6月のお灸教室

せんねんきゅうセルフケアサポーター

まだ空きがありますので、お気軽に。

お電話082-288-2221

メールinfo@kappoen.com

または来院の際にお伝え頂いてもOKです。

健康的に毎日楽々過ごしましょう♪

 

 

 

 

 

心の波動*桜の季節


もうすぐ、春分ですね(^_^)

かっぽゑんに、2年前ぐらいにやって来た、サクランボの木。

一足早く花がつきました(^^)image

まだ少し寒い中、可愛らしい花が咲いていて、なんだか勇気付けられた気がします。

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時、
常に見える世界は桜色。

そんな、桜色は心の波動を一番高くしてくれる色なんですって。

植物のパワーって、本当に凄い。

心が疲れた時は桜色の物を身につけたらいいかもしれませんね!

今しかない季節をしっかり楽しみたいものです^ ^

 

東洋医学的!花粉症の対処法・はりきゅう治療

とうとう3月ですね。

今回は東洋医学的に花粉症を解説していきます。

「春」は肝臓(=東洋医学では「肝」)に不調を起こしやすい季節です。

(西洋医学の肝は臓器としてとらえますが、東洋医学では全体としての機能や働きととらえます)

肝の不調が起きるとどのような症状が起きるかというと

・イライラする、怒りやすい

・筋肉がつりやすい、筋肉がこりやすい

・目の疲れ、ドライアイ

・月経不順、PMS

などなど。

要するにココロやカラダが緊張して、常にカチカチの状態。とげとげ、イライラ状態。

さて、花粉症とどのような関係があるのか探っていきます。

身体は常に変化していて。1年のうちでいえば、『春は緩む時期』『開いていく時期』なんです。

(ちなみに・・・夏は開く、全開→秋は閉じていく→冬は閉じる、じている。状態。)

春にボーとして気持ちよく良くなったり眠くなるのは自然の原理でいえば理にかなっていて、当たり前のこと。

花粉症の症状と言えば・・・

・くしゃみ

・鼻水

・目のかゆみ

・ぼーっとする。集中力が落ちる

などなど。

くしゃみをすると身体が緩みます!

強制的に鼻水をだして、目のかゆみ(涙を出す)事によって、体が本来のあるべき姿へ導こうとしているんです!

なんと、自分の体を守るため!これ以上頑張らばらないで、体を緩めて!のサイン。

具体的には・・・

・目を休める(PC、スマホの時間を減らす)

・旬の物(山菜や菜の花、フキノトウ)などを食べる→解毒作用

・お風呂に浸かって体を温める

・ストレッチなどで身体を緩める

・お酒を控える(肝に負担をかけない)

などなど。

とにかく、カラダと心を緩めることに意識を置いてい下さい。

そして、春は目覚めの季節ですので、特に『睡眠のリズム』を意識して、朝の目覚めを大切にして下さい。

かっぽゑん府中町鍼灸接骨院でも花粉症のはりきゅう治療を行っています。

はじめに書いたように、肝の不調を取り除き、体を楽にする治療です。

薬をのんで、胃が荒れている方や、しんどい方はぜひ、お試しください。


 

【料金&詳細】

1回が1100円で週に2~3回の治療で6回1クールが理想的です。

例えば週に2回を3週間。週に3回を2週間。などご都合に合わせてどうぞ。

もちろん単発でもOKです。なかなか来院できない方にはホームケアなどご指導します。

回数券6回分5500円(1回分お得です)

治療時間は約15分です。

他の治療と併用もできます。


 

せっかく日本には四季がありますので、その季節に応じたカラダの変化を楽しみましょう。(*^^*)

花粉症以外の肝の症状(肩こりや目の疲れなど)もとれるので、全体的に体調が良くなる方多数。

お問い合わせ&予約はお気軽に。

 

 

東洋医学と還暦


鍼灸師マイです!

私事ですが、先日、義父の還暦のお祝いをしました。

還暦といえば「赤いちゃんちゃんこ」ですよね!

幼いころに祖父に着せた記憶が今だに残っています。

ところで、なぜ還暦に赤いちゃんちゃんこを着るかご存知ですか??

( ..)φメモメモ

 

諸説ありますが、実は東洋医学とも関係しているのです!(^^)!

東洋医学では万物を『木 火 土 金 水』の五つ(俗に言う五行説)に分けてカラダの機能を説明しています。

それぞれ、カラダの機能や色を当てはめると以下の様になります。

色で分けるとこんな感じ↓

木(あお) 火(あか) 土(きいろ) 金(しろ) 水(くろ)

臓器に置き換えるとこんな感じ↓

   肺(しろ) 腎(くろ)

赤は『心臓』を含む『心経』の色

60歳くらいになると、心臓の働きが弱くなってきます。(個人差はありますが)

そこで!赤い物を身に着けて心臓の機能をパワーアップしよう!という事だそうです。

ちなみに、赤は「丹田=肚」の色とも言われており、丹田を強化してこれからも健康にいてほしいという願いも込められているそうです。

色の力って凄いですね。

五行説については奥が深く、意外に生活の知恵やことわざになっていたりするので、このブログで、少しずつ紹介できたらなと思っています。

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ちなみに、広島ならカープじゃろということで、黒田のユニホームを着てもらいました。

(でも実はお父さんは小窪ファンという事が判明・・・苦)

私事ブログでしたが、これから60歳を迎える方、お体を大事にこれからもご健康に。

カラダを労わっていきましょう。

では!(^^)!